2020年03月13日
第14回イベントレポート
9月9日(土)宍粟市山崎町の自然豊かな場所にある特別老人ホーム『しそうの杜』でひめぶる主催による『こども上棟式』を開催しました。
9月といってもまだ暑い日でしたが大人21名、子ども23名と多くの参加者で賑わいました。
『こども上棟式』では最初に棟梁の話を聞き、基本子どもたち中心に組み立てていきます。
参加のお子さんは2歳〜10歳と年齢差がありましたが、重いものは一緒に助け合い、やりたいことは譲り合いながら真剣な表情で作り上げていきました。
最初はどの部分を作っているのかわからないようでしたが2階に上がり協力しながら棟を上げ、屋根になる垂木を組み、次第に家の形になると、達成感と嬉しさからなのか、自然とみんな満面の笑みに。
施設利用者のおじいちゃんおばあちゃんも館内の窓越しから上棟式の様子を見学し、
「かわいい大工さんやね」
「子どもたちがお家を建ててるの?」
と興味津々。
子どもたちが餅まき用のお菓子をプレゼントすると「ありがとう」とお互い照れつつ嬉しそうな表情でした。
かわいい大工さんがお家を建てているのね…がんばって!!
かんな掛けでは棟梁に丁寧に教えてもらい、徐々に上手に削れるように。
見ているのと実際やってみるのでは全く違い、かんなの仕組みに興味を持つ子どももいました。
木工教室では親子が一緒に好きなデザインの棚を作りあげていきました。
お昼は『しそうの杜』のスタッフさんが焼きそばや焼き鳥、かき氷やポップコーンを作ってくださり、館内でゆっくりと頂きました。
普段静かな館内も子どもたちの楽しそうな声が広がり明るい雰囲気に。
参加者のママからは
「子どもが大工さんに興味があって体験できるので参加してみました。とても本格的で楽しかった!」
「前回参加の友達に誘われ参加しましたがとても良かった」
とのこと。
今回の『こども上棟式』では、普段できない体験と、ものづくり、世代間とのふれあいを通じて親子で多くを学べたのではないでしょうか。
ひめぶるでは今後も『暮らしの豊かさ再発見』をテーマにイベントを開催していく予定です。