2020年03月13日
第12回イベントレポート
6月24日(土)宍粟市一宮町にて株式会社グリーン興産×ひめぶるによる『木こりと大工の森のまつり』が開催されました。
当日は地元の美味しい食べ物などの飲食ブースも並び、
子ども上棟式や丸太切り競争、普段見ることのない林業用の重機体験、チェーンソーアートの実演や木工教室、木を使ったゲームや景品の当たるクイズなどが行われ、多くの親子連れで賑わいました。
ひめぶるのイベントとしては12回目のイベントとなり『こども上棟式』や『カンナ掛け体験』をメインに行いました。
特に『こども上棟式』は毎回予約もすぐに埋まるほどの人気。
イベント当日は、2歳の小さな子どもから小学生まで約20名が一緒に協力し合って家を建てていきました。
材料の柱や梁は子ども用のサイズですが、全て実際に家を建てる時に使用する本物。
重量もあるので数人で一緒に持ち上げ、協力し合って作り上げていかなければ完成しません。
子どもたちはひめぶるメンバーの指導を受けながら終始、真剣な表情で柱を持ち上げ、トンカチを一生懸命叩きます。
途中、自分の思い通りにならずに泣いたり、道具の取り合いなどもありましたが、いつの間にか「協力する」ことに気付き、皆一緒になって造りあげていきました。
そして家が完成した時の清々しい表情は、見ている親御さんやひめぶるスタッフにとっても最高の喜びです。
『カンナ掛け体験』では実際に道具を使ってカンナを掛けを行いますが、なかなか上手くいかないもの。
ひめぶるスタッフに丁寧に教えてもらいながら、キレイなかんなくずが出るまで何度も挑戦している子どもたち。
木の良い香りにママたちも癒されながらの微笑ましい光景でした。
『ひめぶる』は西播磨地域の工務店5社が協力し、様々なイベントを行っています。
メンバーの本業は『家づくり』ですが、地元の豊かさを次の世代に受け継いでもらいたいとの思いで活動していています。
その思いが参加者さんにも伝わるようで、リピーターの参加者が増えているのも納得できます。